プロトタイプは反物、洋服生地、
色々な素材で作っていただきました。カタチも色々。
それをご縁のあった9人の方に、お好きなカタチをお選びいただき、はいて生活していただき、ご意見をいただきました。
一番鳥肌がたったのは、9人一斉に10枚のプロトタイプのタツケを見てご試着いただき、このタツケがはきたい方!というように挙手をして選んでいったのですが…
一人も被らずにタツケが決まっていったこと。
満場一致でピタリと持ち主とタツケが当てはまったのです。
これには本当に驚きました。
でも、モノにも意思がある。といいます。
あるべきものがあるべき場所へ。
それだけのことで、本当は至極自然なこと。
驚くべきことではないのかもしれません。
このように、9人の手に渡ったタツケ。
はいて生活いただいた皆さまからも
履き心地の良さ、オンリーワンの嬉しさ、
想いを共感して所有することの気持ち良さ。
など、とても嬉しい感想をいただき、
それは私や作り手さんの大きな励みになりました。
その節は、皆さま本当にありがとうございました✨
そして、実際に作ってみていただいたことで、
反物で作ることに意味があるという確信を持ちました。
それが春の始まりのことでした





